こんにちは@PERORIN02です。
今回は女流プロ雀士の二階堂亜樹さんについて書いていきます。
本業の麻雀だけでなくパチンコパチスロ業界でも活躍される亜樹さんの経歴を詳しくご紹介しますので、お付き合いよろしくお願いします。
二階堂亜樹プロフィール両親との別れ
名前 | 二階堂亜樹 |
生年月日 | 1981年11月15日 38歳 2019年12月現在 |
血液型 | O型 |
出身 | 神奈川 |
本名 | 二階堂亜樹(にかいどうあき) |
所属 | 日本麻雀連盟 |
二階堂亜樹さんは実家が雀荘で幼い頃から麻雀打っていたようです。姉の二階堂瑠美さんもプロ雀士ですが最初に麻雀を覚えたのが妹である亜樹さんのほうで瑠美さんは亜樹さんがプロ雀士になってから麻雀を覚えてプロになられたとの事。
幼少期にご両親が離婚され父方の親戚に預けられます。
7歳の時に母親がいなくなり15歳の時に父親が蒸発して家が無くなったのが原因のようですね。
中学生の頃から雀荘に出入りしていたようで高校には進学せず過ごしていましたが自分の存在意義を見出せず色々悩んだ結果、大好きな麻雀を極めて麻雀で生計を立てたいと思いプロ雀士になる事を決めます。
亜樹さんは当時、日本麻雀連盟で活躍されていた(故)安藤満九段のお店に通っていたらしく安藤さんにプロ雀士になりたいという気持ちを伝えると「プロになりなさい」と勧めてくれたそうで自然と日本麻雀連盟のプロテストを目指す事になります。
この頃は女流プロが少なく現在のように女流プロ雀士というものが確立してなかったようですね。
プロ雀士・パチスロとの出会い
17歳でプロ雀士となり、その若さから一躍脚光を浴びますが金銭事情は相当大変だったようでプロ雀士としての活動では殆どお金にならず寧ろ会費を毎月1万円払うのに四苦八苦していたようで雀荘に週6日入り本走1番手で1日12時間働いていたとの事。無理が祟り過労で倒れてしまった事もあるそうです。
過労で倒れたのは一番は仕事が原因でしょうが、仕事の後に睡眠時間を削ってパチスロを打っていた事も響いたようですね。
パチスロは大好きで当時はパチスロでも食っていけるくらいの感覚はあったそうですが、本職はプロ雀士ですし稼働時間も確保できないので、そこそこ稼げればいいという感じで楽しんでいたそうです。
麻雀を本格的に始めたのが中学3年生からだったようですがパチスロはそれ以前からやっていたそうです。なかなかの強者ですね。同世代ですが当時中学生でパチンコ店に入る時は結構な勇気が必要でしたし常に周りを気にして打っていたので集中する事は難しかったです。亜樹さんと比べて小心者だったのでしょうね。
亜樹さんが13歳の時に遊んでいたグループに20歳くらいの男性がいてパチスロという遊びもあるんだよという感じで教えてもらったのがキッカケのようです。
話を戻しますが、年会費やエントリー費用を払うのも苦しく過労で倒れる状況になっても麻雀が好きで強くなりたいという気持ちは揺るがなかった亜樹さんは雀荘の仕事を減らしますがプロになったという事で時給を上げてくれたようで段々と麻雀に集中できるようになっていったそうです。
最初の頃は強さもなく、まず形だけでもという事で自宅で模打の練習や姿勢を正す事など意識していたようです。何でもそうですけど綺麗なフォームを身に着けるとそれだけで上手く見えますもんね。
パチンコ番組出演の経緯
亜樹さんがプロになって1年後、姉の瑠美さんもプロとなり周りからの注目が更に増してきます。
雀荘のゲストが主な仕事で注目される度に仕事は増えていきMONDO TVで対局するようになります。MONDO TVでは女流モンド杯という大きな大会が毎年行われ非常に注目される大会ですし知名度を上げるチャンスだと個人的には思っています。
このMONDO TVの出演を見ていたパチンコ番組のプロデューサーが亜樹さんをスカウトしパチンコ業界に引っ張って来てくれたそうです。
その時は単発の仕事だったようですが、その番組を見た必勝本の方が「うちでコラムをやってみませんか?」と誘ってくれて約5年間連載が続きます。
やはり持っている人だと思いますし使ってみたいと思うほどの魅力がある人なのでしょうね。好きな麻雀とパチスロを仕事にできているというのは凄い事だと思います。
このように麻雀、パチンコパチスロどちらでもメディア露出をしていると、詳しくない方からは「どちらが本業なんですか?」という質問も結構されるそうで「麻雀が本業ですよ」と答えているそうですが自分の立ち位置って何なんだろうと思う事もあるみたいですね。
しかし、女流プロ雀士として常にトップを走ってきた亜樹さんは間違いなく麻雀が本業だと思いますし、これからもそれは変わらないんじゃないかなと思います。
稀にパチスロ必勝本の二階堂亜樹来店など書かれてる事もあるようですが特に何も思わないそうです。寧ろ名前を間違われる方が腹が立つんだとか。
収入は?結婚は?
ご自身の感覚では麻雀とパチンコパチスロ関係のお仕事を半々くらいで入れてるみたいですが単価が高い分パチンコパチスロの方が全収入に対して占める割合が多いそうです。
確かに雀士の方はそこそこ有名でも苦労されてる方もいますもんね。しかし大会で優勝した時の賞金は結構あるようで、成績が良い時は麻雀の収入の方が上回る事もあるそうです。
プライベートでは2013年2月22日に入籍し同年8月には女の子を出産され一児の母となられています。
結婚相手に関しては当初は非公表でしたが後に同じ日本麻雀連盟の井出康平さんである事を発表されています。
井出さんは亜樹さんより2歳年下で高校時代にジャニーズのオーディションに合格したという経緯をお持ちの方です。麻雀も強く、見た目はホストっぽいですが凄く性格の良い方なので亜樹さんとお似合いだと個人的には思っています。
「あ、今日誕生日だっけ?忘れてたわ」とほざいた隣のモジャモジャはほっといて、七五三も無事に終わり帰宅。
皆様、たくさんのおめでとうをありがとうございました(*´∀`*) pic.twitter.com/01tftEDGRn— 二階堂亜樹 (@16003200) 2016年11月15日
仕事に育児に追われて殆ど休みらしい休みは無いそうですが稼げるうちに稼いでおこうという事で無理の利く範囲で頑張っているそうですよ。
休みがあれば現実的には無理だけど朝からパチスロを自由に打ちたいそうで、やはり仕事で打つのとプライベートで打つのは全然違うみたいです。
仕事だと周りに気を遣ったり、パチンコやスロットの大事な場面で声を掛けられたりで集中できないとの事。しかし声を掛けてくれる行為自体は嬉しいそうなので状況を見てから声を掛けたほうがいいでしょう。
無類の北斗好きで高設定挙動かつ延長できる場合は残業して帰るそうです。
ヒキも強く収録で万枚達成経験もあるそうですが麻雀ではヒキが強いと思った事がないんだとか。確かにヒキが強いどころか麻雀ではヒキ弱なイメージがあります。実力は折り紙付きですけどね。
離婚・フライデー
最近ではMリーガーとして活躍されている二階堂亜樹さんですがMリーグでチームメイト(EX風林火山)の勝又健志氏と不倫&井出康平氏との離婚をフライデーされました。
二階堂亜樹さんは離婚は認めたものの(2019年4月に離婚)勝又氏との不倫は事実無根と否定されています。
フライデーに対しては法的手続きをとる可能性もあるとほのめかしていましたが現在どのようになっているかは分かりません。
勝又氏との不倫が事実であれば同じ業界かつチームメイトとの不倫という事もあり、「とんでもない!!」という言葉しか浮かんできません。
フライデーされてからはバッシングも強烈で大変な日々を過ごされているでしょう。
事実は本人のみぞ知るという事で部外者の私には分かりませんが、井出康平氏は辛い思いをされたでしょう。
今は少し持ち直して元気そうにされていますよ。
井出さんには頑張って頂きたいですね。
姉 二階堂瑠美
麻雀界の美人姉妹で有名な二階堂姉妹ですが姉である二階堂瑠美さんは親の影響もあって高校にも行かずひとりで麻雀界に足を踏み入れた亜樹さんを心配してプロの世界に入って来られたようです。
記事冒頭にも書きましたが亜樹さんがプロ雀士になってから麻雀を覚え、たった1年でプロ雀士となった瑠美さんの事を亜樹さんは天才だとおっしゃってました。瑠美さんは3色好きで、そういう事に拘って打つ事が多いですが本気に勝ちに来たら相当強いですからね。
姉妹の仲も凄く良くて妹想いの姉と姉想いの妹といった感じです。
瑠美さんが麻雀の世界に入ってくれて感謝しかないとおっしゃってました。
主な獲得タイトル・小島武夫
・麻雀最強戦2014女流プロ代表決定戦
・プロクイーン
・第14回女流モンド杯
・麻雀最強戦2017女流プロ代表決定戦
・女流プロ麻雀日本シリーズ2017
・2期3期 女流桜花
・2016ロンロンカップ オータム
女流プロの中ではおそらく一番知名度があり実力も実績も十分な亜樹さんですが女流モンド杯だけはなかなか獲得できずにいました。
この大会はMONDO TVで毎年全対局を放送され参加する女流雀士は人気実力ともに高い人ばかりなので注目度も高いですが亜樹さんは相性が悪い印象がありました。先程も書きましたが特にこの大会ではヒキが弱く良い麻雀をしているのに結果が付いてこないという感じでしたが2016年に優勝され、ご本人も安堵されたのではないでしょうか。
結構神がかり的で前年の成績が下位だった事から予選会からの出場となり、そこを勝ち上がって本選で優勝してしまうというミラクルでした。苦労されましたけど優勝する時はこんなものなのかなという感じがしますね。
過去2度同大会で優勝されてる宮内こずえさんですら予選会で負けてしまう事があるくらいですから麻雀というものは本当に分からないものですし難しいなと感じます。
女流雀士は愛称が付いてる人が多いですが亜樹さんは『卓上の舞姫』と呼ばれています。
日本プロ麻雀連盟内での段位は六段で女性の中ではトップに君臨しています。
そんな亜樹さんは麻雀の実績や腕もファンや周りの人達に対する優しい気遣いも出来るMr麻雀こと小島武夫さんを尊敬されています。
あるインタビュー記事に自分が疲れていてファン対応などが満足にできなかったのに小島武夫先生はそんな時でもきちんとファン対応される姿を見て自分も変えていかなくてはいけないなと姉の瑠美さんと話したとおっしゃってました。
追記
亜樹さんからだけでなく麻雀界や麻雀ファンからも尊敬され愛されていた日本麻雀連盟最高顧問の小島武夫九段ですが2018年5月28日、心不全により療養先の病院で亡くなった事が分かりました。82歳。
一つの時代が終わった感じがしますね。非常に残念です。
心よりご冥福をお祈りいたします。
小島武夫さんの簡単なプロフィール
1936年2月11日生まれ
福岡県博多区出身
魅せる麻雀を信条とし打点の高さはプロ雀士の中でも随一。
MONDO TVのモンド杯にずっと出場していたが2016~2017年シーズンを最後に引退。
数々のタイトルを獲得しているが麻雀以上に人として尊敬できる人物。
ちなみにお孫さんは日本麻雀連盟に所属する小島優プロ。
女流闘牌伝aki-アキ-
亜樹さんの壮絶な半生を描いたコミックス『aki』が2017年夏に実写映画化されました。
主演は岡本夏美さん。
岡本夏美さんの簡単なプロフィール
1998年7月1日生まれ(2018年5月現在19歳)
神奈川県出身
エヴァーグリーン・エンタテイメント所属
元ラブベリーモデル(パチンコ必勝ガイドの湯川舞さんも元ラブベリー所属)
現Seventeen専属モデル
松本人志さんが出演されてるワイドナショーのワイドナJKとしても注目されましたね。
本日から、
映画「女流闘牌伝aki」公開ですぜひ、ご覧ください
舞台挨拶
沢山の方にきていただいて
とても幸せでした
ありがとうございました! pic.twitter.com/rDsHEk0ovG— 岡本夏美 (@723natsumi_okmt) 2017年6月3日
akiの映画化が決まった際の亜樹さんの反応は他人事というか実感が湧いてこないこないという感じでしたが嬉しいという気持ちと感謝の気持ちが溢れ出ていました。
実在する雀士をモデルにした映画って他にありましたっけ?というくらい凄い事ですから当然の感情でしょう。
冒頭で亜樹さんのプロフィールを紹介しましたが7歳の時に家からいなくなったお母様と再会されています。
亜樹さんが2010年くらいにロン2の名古屋大会に来ている時、お母様も大会に参加して勝ち抜いてこられたようで「覚えてますか?」と話し掛けられたそうですが幼少期に別れているので顔を覚えてなかったらしく「どなたですか?」と尋ねると「お母さんです」という答えが返ってきたんだとか。他人から見ると、よく話し掛けれたなって思いますけど亜樹さん自身はプロ雀士をしていたらどこかで見ててくれるかなというような想いもあったそうで嬉しかったみたいですね。
ちなみにお母様は瑠美さんに似ているそうです。
二階堂亜樹さんについて書いてきましたがいかがだったでしょうか?
コミックや映画化されるほどの壮絶な人生を歩んで来られ沢山の心の葛藤があったと思いますが麻雀に対する情熱や愛がブレなかった事が今の亜樹さんを作った大きな要因だと思います。そして優しい姉の瑠美さんの存在も大きかった事でしょう。
個人的に女流雀士による対局は亜樹さんや瑠美さんが出ていないと面白くないので今後も変わらず活躍してほしいですし、本業ではありませんが大好きなパチンコパチスロ番組の出演も楽しみにしています。
ご結婚されお子さんもいらしてお仕事も大変でしょうが身体を壊さない範囲で頑張っていただけたらなと思います。
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