こんにちは。
今回はCSのサイトセブンTVで人気番組として長く続いた【おもスロいテレビ】が終了した背景や盟友とも呼べる沖ヒカルさんとういちさんの本音がJANBARI.TV【ヒカル・ウシオの試写会】及び【ういちゃんねる】内で語られましたので、その件について書いていきます。
おもスロいテレビ
まずは簡単に【おもスロいテレビ】について説明していきましょう。
正式な番組名は【ういち・ヒカルのおもスロいテレビ】。
立ち回りや知識を伝える番組ではなくバラエティー番組をやりたいという、ういちさんの考えが反映された番組。
2009年にサイトセブンTVにて特番のような形でスタートし約半年後にレギュラー化。
この番組に関してはういちさんが沖さんを誘いスタートした番組でこの部分が後の二人の関係性にも大きく影響していきます。
二人とも個性的で癖の強い演者であり、パチスロの向き合い方としては緩く、自分の好きな機種だとヤル気を見せるタイプ。
これが良いか悪いかは別として、そんなお二人の姿を見るのを楽しみにしているファンが多く存在していた事は間違いありません。
サイトセブンの看板番組として長く続く事になりますが、同じスタッフ・演者で制作されている兄弟番組的な【ういち・ヒカルのおもスロい人々】が2019年に終了。
そして、2020年9月に沖さんが年内をもって【おもスロいテレビ】を卒業する事が発表されました。
では…残念な話から。
おもスロいテレビですが…
今年いっぱいのおもスロケを
持ちまして、沖ヒカルは卒業…
と相成りました。
で、良い知らせ…
昨今の状況下で制作がなかなか
キビしいパチ&スロ番組ですが
おもスロいテレビは
ういちと新たなる刺客…否、
演者にて来年も継続する
運びとなりました。— 松爺 (@matsulucky) September 30, 2020
当時はかなり騒がれましたが、沖さんが辞めた理由については憶測程度。
当時もこの件については記事にしていますので、よろしければご覧ください。
沖さんが辞めた後の後任は鈴虫君となりましたが、全盛期の人気を維持する事は難しく2023年いっぱいで番組自体が終了となりました。
最後の方は局側から半年くらいのスパンで番組の継続を考えるという話をされたそうですが、ボートレースは1年のスケジュールが決まっており、続くかどうか分からない番組のせいでスケジュールを空けておくのも厳しいという事で終わりにしましょうという結論に至ったそうです。
ヒカル・ウシオの試写会にういちが出演
2024年6月にJANBARI.TVの【ヒカル・ウシオの試写会】にういちさんが出演。
ういちさんが沖さんに対して「あなたは一体何がやりたいの?」というニュアンスの質問をし、そこから【おもスロいテレビ】卒業に関する事も答えていかれました。
「あなたは一体何がやりたいの?」という質問ですが、これに関しては番組を辞めたいと言ってきてた時に実戦番組なども減らしていきたいと沖さんに言われたそうですが、それにも関わらずバリバリに仕事しているのは何で?という意味の質問。
沖さんの回答は「これでも仕事は断っていて、全てのオファーを受けていたら本来はスケジュールが埋め尽くされるくらい人気がある」というもの。
実際にこれまでの関係から無下にできないオファーもあるでしょうし、人気があるというのも間違いないでしょうから嘘ではないとは思います。
しかし、ういちさんからしたらバリバリ働いている理由を聞いてみたいという気持ちも理解できますよね。
おもスロいテレビ卒業の真実
この記事の本題となる【おもスロいテレビ】卒業理由について。
沖さんの意見としてまず一つ目は「最初からかもしれないけど、ある時から番組がういちさんの会社を軸に回っているような感じになり色々と気を遣うようになった」というもの。
沖さん的にはういちさんのおかげでこういう立場でいられるようになったという感謝と言いたい事があるけど気を遣って言えないという狭間で揺れていたという感じなのかもしれませんねん。
この他、対等な立場だとストレスを感じないけど、ういちさんを中心に周囲の人間が動いていると理解すると立場が違うと感じてストレスを感じるようになったともおっしゃっていました。
これに関してですが、【おもスロいテレビ】を視聴されていた方ならまず全員が分かっていたと思いますが最初からういちさんの会社を軸に番組制作が行われています。
実際にういちさんもご自身のYouTubeチャンネルでそうおっしゃっていました。
ずっと共演している沖さんがそんな事に気付かない訳がないと思いますし、沖さん自身も「最初からかもしれないけど…」とおっしゃっている事からもそれほど辞めるに至った大きな原因ではないような印象を受けました。
沖さんは大きな分岐点になったともおっしゃっていましたが…
二つ目は【おもスロいテレビ】に出演するようになり、知名度も上がって仕事が増え、パチンコ・パチスロが嫌いになった。
このような発言は度々されていますし、時期によって心境が簡単に変わってしまうのが沖さんという人間。
3つ目はういちさんのやる気が無くなった事とボートレースにハマり出し、その話ばかりするようなったという点。
ういちさんのやる気が無くなったのは沖さんだけでなく視聴者である私も感じましたし多くの方がそう感じられたのではないでしょうか?
所謂、ユルい実戦とは違い、心ここにあらず的な実戦。
全く絡みに行かない、喋らない、寝る。
ういちさん的には、この頃、精神的に沈んでおり実際にやる気が無かった事も認め反省もされていますが、当時の沖さんからした不満を持つのも理解できます。
これと同時期に名前は敢えて挙げておられませんでしたが、木村魚拓さんとの仕事が増えプロフェッショナルだなと感じたのも大きかったようですね。
ボートレースに関しましては食事中もその話題ばかりでボートレースに興味のない沖さんは話しに入る事もせず、この人達と一緒に仕事をする意味があるんだろうか?と感じられたそう。
ちっぽけな理由のようで意外とこういうのは根が深そうですよね。
私が沖さんの立場でも嫌だなと感じると思います。
意外だったのがういちさんから【帰ってきたおもスロいテレビ】的な番組を沖さんが求める条件でやりませんか?とオファーを出されたこと。
悩んだ末に沖さんは断ったそうですが、やっても良かったかなという気持ちも少なからずあるとのこと。
ういちさんが沖さんとまたレギュラー番組をやりたいという気持があったのにも驚きました。
沖ヒカルとういちは不仲?
【ヒカル・ウシオの試写会】で長々話されていましたが、こういう話をしてくれるのは貴重ですし、お互いの気持ちなんかも聞けてとても楽しかったです。
沖さんとういちさんはコンビとして番組に出演すれば相性も良く面白いのですけど、考え方などは正反対という感じで難しい関係のように感じました。
視野が広く感受性が豊かで変わり者の沖さんと論理的に考え、説得力のあるういちさん。
そして、カメラの前で話すのは本来は嫌いで来店演者になりたい沖さんとカメラの前でひとりで何時間もトークできるういちさん。
今はお互いに別々の道で頑張ってらっしゃいますし、二人のコンビ復活を期待している人も多いでしょうが個人的には偶に気が向いたら共演するくらいのスタンスの方がお互いにとってストレスのない関係でいられるような気がしますね。
色々あったようですが不仲とか仲違いしたという訳ではなかったようで安心しました。
年齢も年齢ですからお身体に気を付けながら今後も活躍を続けてもらえたらと思います。
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